思想

小林秀雄対話集 直観を磨くもの  読書メモ

直観を磨くもの: 小林秀雄対話集 (新潮文庫)作者: 小林秀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/12/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る最近自分でもバカだなーと感心することが増えた(ここ一年で本気で悔しかったのがスマホのゲームのボス…

「好き」の劣等生

子供のころからやる気であるとか、精神力であるとか、エネルギーとかと無縁で 思い出すとあだ名が「平和」あげく「省エネ」だったことすらある私ですが、 ついにここ数年ですかね、起きると全てがリセットされていて、シャワー浴びながら 「自分はなんで生き…

自分探しと刺し違える

Twitterでリンクが流れてきて踏んで、ちょっと違和感持った。 なぜ「自分らしさ」の追求が階層の再生産に加担することになるのか。 理由は簡単である。 それは、「自分らしさ」を追求している人間は、「学ぶ」ことができないからである。 「学ぶ」という行為…

都会の時間・田舎の時間、男の時間・女の時間、そしてリアルの時間・ネットの時間

『時間についての十二章』という本で、著者の内山節さん(哲学者)が、 季節が巡り、同じ仕事が姿を少しずつ変えながら循環していく農村の時間と、 時計に管理され、直線的に進んでいく近代的な労働の時間を対比している。時間についての十二章―哲学における…

人として報いる

ある組織の中で、この人が多少「報われる」といいなと 勝手に思っていたことがあって まあでもそれは組織の「システムの問題で難しい」し、 きっとこの人の積んだ「徳」は、 どこかで報われるのだな それはペイフォワード的なあれなのだろう、 と、その人の…

なぜ普遍を求めるか。

学生の頃は曜日感覚の麻痺した生活を送っていたので、 社会人が週末を指折り数えて待っているのを見て、 あんな人生は嫌だなあと思っていた。 まあ最速で「あんな人生」になりましたが。 平日が嫌なわけじゃなくて、 なんていうか、 「俺・・・土日になったら・・…

自分の「極」に触れたい

・・・30になって、若干キャラが違ってきたような気がしますが、どうも今年はリアルではキレ芸のようです(笑)。 私すごい中庸とかバランスとかどっちもどっちとかって上手い子供だったんですよね昔から。 いろいろ調整事項があって(笑)。 あだ名がわりに「…

”我”の対照勘定

世界はこうなっている、という素朴な物語、 世界はこう統べられている、という信仰 世界はこうあるべきだ、という思想 そういったものたちが無根拠であるとか科学的でないとか、 論理的に矛盾しているとか、 そういうことに自覚的である、そういう批判が出来…

ファイアウォール、としての言葉

言葉というのはものを伝える手段として効率が悪い。 お互いに文法と語彙のデータベースを持ち、 出来れば文化も共有、もしくは理解し、 その中から伝えたいことがきちんと伝わるように単語を、語順を、語感を、語尾を、タイミングを、間を、呼吸を、慎重に選…

報われない萌え的な。

ああそうか。私、多分結構ポジティブなものの考え方をするほうなんだと思う。 ただ別に、最初からポジティブだったわけでもない。 たぶん。 あのさ、幸せそうな人を見ると、心が痛むでしょ。 自分が望んでも持てないものを何の苦労もなく手にしてる人見ると…

たまには娑婆を一休みして、求めない

『求めない』 加島祥造作者: 加島祥造出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/06/29メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 67回この商品を含むブログ (115件) を見る 求めない− すると いまじゅうぶんに持っていると気づく 求めない− すると いま持っているもの…

世界の仕組みを理解することと”悟る”ということは

全然違うことだよね。別の脳の働き。 悟ったことないし悟った人に会ったこともないから適当なこと言うけど、 悟った人は偉くなるんじゃなくて、 人は悟ったら周りの人全員がその人より偉くなるんじゃないかな。 それはなんて素敵で幸せな世界認識なんだろう…

そろそろ水伝について一言言っておくか

嘘ですすみません、言わせていただきましたら幸いでございます。 私、『水からの伝言』はまだ読んでないんですが、 (ウェブとはまたちがったベクトルの)あちら側の人に連れていってもらって ”What The Bleep Do We Know !?”を観たことがあるので、 コンセ…

繋がりたい私の選択

私という話をする時は、 どのレベルの「私」のことをお互いに話してるのかがほんとややこしくて、 こんがらがるので苦手。 公に対しての個という意味での私なのか、 何々ちゃんと私は違うというときに使う私なのか、 無私とかいうときのエゴとしての私なのか…

個を個のままに置くこと

あんまりファンじゃないけどミスチルの掌って歌が出てきたときはちょっとやられたと思った。 こういう歌詞。 ひとつにならなくていいよ 認め合うことができればさ もちろん投げやりじゃなくて 認め合うことができるから ひとつにならなくていいよ 価値観も理…

絶対と排他って

別にセットじゃないなあ。 ”〜が「絶対」で他は全部ダメ”というのは排他的だけれど、 絶対視してる割にはいつでも他を気にした発言だねぇ。。 唯一絶対、ってことか。ふむ。 その場合、唯一を唯一であらしめるためには他は否定されないといけないのか。 他の…

自己欺瞞と覚悟

なんかさっきテレビで、 過去の流行語を振り返っていた。 そのなかに”ぶっちゃけ”っていうのがあって、 これはまあ過去のでもないな、今もみんな使っている言葉だ。 私もたまに使う。 まあ、本音いっちゃうとさ、、、でしょ??って意味。 絶望しやすい人は…

今を救う何か。

人の不幸のうちの大半は脳内に存在する、ということを、 鬱で神経症の知り合いを持って学んだ。 その人の脳は悲しみと不安の製造機だった。 その人の毎日は、悲しみと不安で埋め尽くされていた。 でも、悲しみは、過去に対してのものと、他人に対してのもの…

強調表現社会

ワイドショーのいい(?)ところは、 「ここ怒るところですよ」とか、「ここ嘆くところですよ」とか、 価値判断のサンプルつきでニュースを流してくれることだ。 このニュースでどこがポイントかを自分で考える必要がない。 それはワイドショーが用意してお…

方法的信頼

デカルトは”方法的懐疑”という手法を使って「我思う、ゆえに我あり」というものにたどり着いたという。 幼児の時から無批判に受け入れてきた先入観を排除し、真理に至るために、一旦全てのものをデカルトは疑う。この方法的懐疑の特徴として、二点挙げられる…

『ウェブ人間論』感想(2)匿名・実名・アイデンティティ?

引き続きごく個人的感想。 気になったことつまみ食いしていきます。 匿名か実名か・・・私が匿名なのはこれもやっぱり危機管理だなあ。 頭がマトモな人だけがいるわけじゃないからなあ。ウェブ。 ものすっごい可能性低いけど、たとえばここで私が不用意に愚…

責任を引き受けない大人

大人の定義って、”社会の当事者である” ってことだと思う。 アイデンティティという言葉の広さを考えれば、 「自分」の範囲は、自分が関わる社会や環境にも及ぶ。 ・・些細な、ほんとに些細なことの責任も 引き受けたがらない大人って、醜いな、と思う。 自…

インテリたちの身体論

お勉強が出来て、頭が発達して、熟成しているけれど、 一見して、身体が置き去りにされていることが分かる 人は多い。 子供の頃の選択肢で、もともと運動の得意ではない人が 学問の道の方を選ぶことが多いということもあって 身体の成長や調整には特段気を払…

メタ認知とか。人生とか。クオリアとか。理系とか文系とか。

クオリアの茂木さん(すみません文系的認識)曰く、 ”メタ認知が、一番前頭葉を使う”そうです。 メタ認知は、自分の認知の認知で、 なんというかな、自分がこういう方法を採ったら自分がより何かを覚えられるのじゃないか、とか、 こうすればもっと効率よく…

極端であるという役割

物事は結局のところ、中庸であることがきっと一番よいのだけれど、 個人的には、ヘーゲルの弁証法みたいな世界観を愛しているので、 何か2つの論の対立があった場合、 片方が破棄されて片方が残るのではなく、 片方が否定はされつつも、両方が養分となって新…

ニートなココロに岡本太郎

個人的にですが、この人の言葉と言うのはなんでこう魂が震えるんだろうかと。 どんな自己啓発書も、基本的には読者に刺激を与える。 でもこの人は刺激どころか、共振させてしまうんだよなあ。すごい。 この人の言葉がどれだけの芸術家達を救ってきたのやら。…

共産主義2.0??

前書いた、web進化論の妄想的感想にTBをもらった。 Bellog:Web2.0=共産主義? にゃるほど共産主義的かあと思ってたら、 ちょうどはてブにもそんな共通性を説いたエントリが上がっていた(むずかちい)。 池田信夫 blog:マルクスとロングテール web無しで共…

さっさと深い話をして、さくさく次に行こう。

すんごい誰かを好きになって、 もうこの人しか好きじゃないだろうとか、 思っても、 盛り上がり終わると、 ああそういうこともありましたねぇ、、、(遠い目) となるのが人の(私の?女の?)常である。 人の心に絶対なんてない。 ”あの時ああ言ったじゃない”…

メタ意識の時代へ

意識というのが人間の、第一次情報ではないのかもしれない という気がしてきたこのごろ。 潜在意識・・・というのと同じなのかは分からないけれど・・・。 「こういう性格なんだからしょうがないじゃない」 「こう感じちゃうんだから仕方ないじゃない」 そう…

普遍とメタと、神。

『普遍』とは、『特殊』の反対で、 広く行き渡り、何にでも当てはまり、何にでも共通することだ。 『普遍』って、偉いんだけど、 普遍なだけに、普段は気にされない。 何かの折にふっと、再確認され、 「ああ、やっぱ普遍的だよねぇ」と しみじみと人の心に…