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とある大学の研究室にいる理系(生物系)の友達と話していたら、
研究者の世界というのは結構クローズドなんだなあということが分かった。
当たり前なんだけど、一番最初に発表した人(研究室・研究所)が偉くて、
しかもそれが研究者(室・所)の何よりの評価になるので、
みんな情報を隠しあって競争しあっているのだそうだ。
こういった大学の研究には税金から多額の補助金が行っていたりするわけだけれども、
それをつぎ込んでいっくら研究したって、1番手になれなかったら努力も投資も水の泡。
ついつい寝ずに研究しちゃう人の気持ちも分かる。
友達は、無駄だなあみんな頭いいんだから情報を共有しあって協力して実験すれば、
研究者も材料も適正に配置されて、今より数倍の速さでいろいろと世に貢献できるのに、
と嘆いていた。
こういうのは競わせておいたほうがいいのか、シェアしあったほうがいいのかわからない。
税金払ってる身からすれば、効率よく研究してくれと思うだけだ。
でもちょっと、オープンソースにトライしてみてほしい感じするなあ。
若い人たちは(ただでさえパイの少ない)地位の確保に必死だからそのままにしておいてあげて、
とりあえず退官した教授みたいな世代の人たちでコラボとか。
もうあるんかな?