旧 はてブついでに覚書。

はてなダイアリーを移植して以降、更新しておらず

内容がないような時

言葉って重要なのは語感とタイミングだよなーとつくづく思う。
語尾とか。単語の選び方とか。
内容はどうでもいいとまでは言わないけれど、
一言だろうが一時間使ってしゃべろうが
伝わることの量はあんまり変わらない気がする。
大人数で会議とか飲み会とかしてるとよくわかるよね。
どのタイミングで誰がどの言葉をどういうテンションで”入れる”か。
文脈を共有しているもの同士の会話なんて、
内容なんてもう既にみんなの心に存在してる。
つまり大事なのは、誰もがそれを言いうる時に
その言葉が、最適な人が最適な間で最適な語感を持って発されること。


空気を読むってよく言うけど、
適当な飲み会なんかを除いては、
ほんとに言葉を伝えたい人がやることって、それとは逆だと思うんだよね。
まあ、多少読んでもいいんだけれど、
その場の空気によって発言が規定されるんじゃなくて、
逆に、自分が空気を変えうる「主体」として、その場に言葉を投入していく。
その場の空気にあわせて既にみんなが分かってることを繰り返したって意味ないんだから、
その人が自分の空気で、文脈ごと言葉を投入してくれればそれが一番。
まあたまにはどん引きされるわけだけど、
案外空気読まない人のことみんな受容するよね。その人の筋が通ってるとさ。そんな気がする。