旧 はてブついでに覚書。

はてなダイアリーを移植して以降、更新しておらず

人間

コミュニケーションって、おもてなしでしょ?

コミュニケーションって、基本的に、相手さえ良ければいいと思っていて、 そういう考えで10年くらい過ごしているけれど、個人的には全然支障がない。 今のところ、自分にストレスもフラストレーションもないし、嫌いな人っていない。 ところでさ、人ってみん…

救いたい人、救われたい人、自分を救う人

そういえばヒッキーが離婚した頃のニュース。今年の3月頃か。 今月2日に映像作家の紀里谷和明氏(38)と離婚した歌手の宇多田ヒカル(24)が15日発売の音楽誌「MUSICA」で離婚の真相を初告白している。 超ロングインタビューの後半に、雑誌発売…

世の中に取り返しのつかない事ってあるのかしら。

たとえば、 間違って人の命を奪ってしまうこと。 抱えきれないほどの借金を負うこと。 追い詰められて義より自分の命を取って仲間を裏切ってしまうこと。 もちろん起こった事は戻らない。 自分の信用も地に落ちる。 自分を一生許さないかもしれない相手が出…

繋がりたい私の選択

私という話をする時は、 どのレベルの「私」のことをお互いに話してるのかがほんとややこしくて、 こんがらがるので苦手。 公に対しての個という意味での私なのか、 何々ちゃんと私は違うというときに使う私なのか、 無私とかいうときのエゴとしての私なのか…

男と女の理屈。

釣られてみる→分裂勘違い君劇場 - まっとうな理屈の通じない女性と良好な関係を築く方法 感想としてはぶくまコメした通りなんですが(笑)、 男の人って結構女性の説得に苦労してるのは確かですよねお疲れさまです。 自分だけは違うと言うつもりはさらさらな…

今日、生きていた私。

作曲家の江村哲二さんが亡くなったと知って、驚いた。 膵臓癌だそう。47歳。若すぎる。 asahi.com:作曲家の江村哲二さん死去 - おくやみ 茂木健一郎 クオリア日記: 江村哲二さんに捧ぐ 茂木健一郎 クオリア日記: 想い出 江村さんのことは、茂木さんと共同で…

共感という「情報」

ここ数日なくなってたテレビのリモコンが見つかったのでfeecleで見つかったーって言ったらよかったねって言ってもらった。えへ。 こういう取るに足らないやりとりまでウェブで出来るようになったんだねぇ。感慨。 (mixiもそういう感じだけど、feecleの方は…

コミュニケーションに”いつか”はあるか。

いつかこういう外見になったらあの人と話そうとか、 いつかこういう地位になったらあの人と話そうとか、 いつかこういう知識をつけたらあの人と話そうとか、 そういうものが私にはたまにあるのだけれど、いや、あったのだけれど、 でも、”いつか”を因数分解…

ブログと隠蔽

人と人がある種の”匂い”を感じて近づく時には、 その人のしゃべること、書くこと、行動を見て、 それらの総体から感じる、でもその裏にいて出てこない 「何か」に惹かれる。気がする。 その何かは、例えば、痛みだったり、悲しみだったり、野心だったり、信…

ベタは頭がいい?

なんか最近、妙に自覚的になった。 リアルで何か話したり行動してるとき、 別の自分がお話していることがあるのだ。 「今、誰かに〜という印象を与えたいんだね」とか、 「今こういう動機でそういう行動してるでしょ」とか。 だからどうだってわけじゃなくて…

学習パッケージ

実は初めて能動的に"学習"をしたのって、 忘れもしない大学1年生の夏、自動車教習所だった。 教習、1回1回お金がかかるじゃないですか。 落とすとそれだけ。 そのときに、あれ、もしかしてこれはやる気になるのとならないのではずいぶん習得までに差があ…

クオリア研究批判を批判してみる。

酔っ払って頭が痛いので、所詮文系だけれども、 幼稚なのは承知で、知ったかをがんばって、クオリア批判を批判したいと思う。 酔い覚ましにひらがな練習のお手本を見つめていたら、 先日まではゲシュタルト崩壊・・というよりむしろそれは違う字ではないかく…

よくある文理トーク。

昨日、赤い門の向こうでお仕事をしている理系の友達と 記憶力の話をした。 私は記憶力がない。だいたいのことは覚えない。昔から苦労している。 昨日も彼女に聞きたいことがあったのに、なんとかがなんとかでなんとかなんだってば! と何のことだかわからな…

責任を引き受けない大人

大人の定義って、”社会の当事者である” ってことだと思う。 アイデンティティという言葉の広さを考えれば、 「自分」の範囲は、自分が関わる社会や環境にも及ぶ。 ・・些細な、ほんとに些細なことの責任も 引き受けたがらない大人って、醜いな、と思う。 自…

習慣こそが全てのシステムの根幹である

とほとほと痛感するこのごろ。 いやほんと制御できない。どうしよう。 組織とか社会とか国とか法律とか、 そういう自分が「要素としてしか関わっていない」システムについての 文句ならごまんといえるんだれど。 習慣というシステムは=自分自身ですからね。…

貸しが(ちょっと)多い人生

の方が好き。というか得だと思う。 何かやってあげたとか、いいことしたとか、あげたとか、 きちんと覚えていてそれに対する見返りが妥当かどうか 計算するのも合理的なのかもしれないけれど、 それだとその人の初期設定というか通常状態がが差し引きゼロで…

メールのやりとりに倍かかる人がいる。

すごくベタな話なんだけど、 何か、会議なり打ち合わせなり飲み会なり、、 をやるときに、相手の主体性によってメールの往復回数が違う。 1.主体性のない相手にそうはいっても多少は決定してもらおうとしているVer. 「やりますか?」 「やったほうがいいと思…

合理的でない身体

世の中はこうあるべきだ! と声高に論じる人が タバコを吸っていたりすると、 結構げんなりする。 吸わないと頭が通常通りに働かないほど脳の生産性が下がり、 毛細血管に血が行き渡らないために顔が浅黒くなり、 なによりも、金で将来の不健康を買うという…

インテリたちの身体論

お勉強が出来て、頭が発達して、熟成しているけれど、 一見して、身体が置き去りにされていることが分かる 人は多い。 子供の頃の選択肢で、もともと運動の得意ではない人が 学問の道の方を選ぶことが多いということもあって 身体の成長や調整には特段気を払…

代替可能という自由

組織の中においては、 オンリーワンであることか、ナンバーワンであることかが、 目的になりそうだけれども、 実は、代替可能であることが一番 自由だと思う。 組織自体がオンリーワンでナンバーワンになれるように、 自己完結した、他との連携に適した、軽…

優等生の目的

優等生は、学生時代、優等生であり続けた過程において、 優等生であるということ自体が目的化してしまう。 優等生を支え続けているのは、 優等生であること以外で評価された自分を知らない、という根元的な恐怖だ。 もっというと、評価されないところでの自…

発展よりも循環

をがんばってる人の方が最近泣ける。 歳かな。 風呂敷を拡げる人は華々しいが、 熱狂を追いかけて、人々がが通り過ぎて行ってしまった後に 淡々と包みなおす人は、美しい。 夜、NHKの、『BUSINESS未来人』という番組を見た。 てんぷら油を回収して自動車の燃…

個になることより、個であることを。

個人の属性はコピーされやすいけれど、 チームになると途端にポテンシャルに幅が出てくる。 人が気兼ねなく、思う存分個性的(=自分自身)でいられるのは 他人も思う存分個性的な時だけれども、 そういうチームが作れたら、 だからそれは人が1人でいるとき…

整理とは枝葉ではなく。

なんか一日(会社でも家でも)整理整頓ばっかりやってるなー (アイデア、TODO、メール、住所録、MLのメンテ、山と積まれた書類etc.、、、) そのせいで”本質的な”ことがやれてないなー・・・ と思ってよくイライラしてた。 整理することというのは、本題…

極端であるという役割

物事は結局のところ、中庸であることがきっと一番よいのだけれど、 個人的には、ヘーゲルの弁証法みたいな世界観を愛しているので、 何か2つの論の対立があった場合、 片方が破棄されて片方が残るのではなく、 片方が否定はされつつも、両方が養分となって新…

人がほんとうにやりたいことって。

人は昔は、家のことと畑のことと狩りのことくらいで1日いっぱいいっぱいだったと思うんだけど、 それが道具だ合理化だ機械化だ分業だと画策した結果、社会というシステムが出来、 生活の根幹に関わるレベルで個人個人がやらないといけないことっていうのは結…

ニートなココロに岡本太郎

個人的にですが、この人の言葉と言うのはなんでこう魂が震えるんだろうかと。 どんな自己啓発書も、基本的には読者に刺激を与える。 でもこの人は刺激どころか、共振させてしまうんだよなあ。すごい。 この人の言葉がどれだけの芸術家達を救ってきたのやら。…

さっさと深い話をして、さくさく次に行こう。

すんごい誰かを好きになって、 もうこの人しか好きじゃないだろうとか、 思っても、 盛り上がり終わると、 ああそういうこともありましたねぇ、、、(遠い目) となるのが人の(私の?女の?)常である。 人の心に絶対なんてない。 ”あの時ああ言ったじゃない”…

学校は重要です。

ところで学校で得る知識というのはほんとうは副産物で、 本当に習得したいものは「学ぶ力」である。と思う。 人間のびっくりなところは、 本能そのままじゃ生きていけないところ。 生まれてすぐ放置されてたら死ぬし、 その後、”生活の仕方”というのを親やら…

女が正論を言うにはとりあえず外見の担保が必要

はてブ:内田樹の研究室: エビちゃん的クライシス(内田先生の元エントリ)学生さんたちが、フェミニズムを知らなくて驚いたと書いてみた内田先生。 (きっと大して驚いていないんだろうけど、読者のレベルに合わせて驚いたところから話を始めてくれたんだろ…