web人生はリアクションとレスポンスで出来ている。
今日はwebに接する時間がなかったので「ブ」をお休みして、
ウェブ人生について考える(正確には、ネット時代のコミュニケーションの肝について、か)。
最近、リアルでもネットでもリアクションの薄い人が多い(当社比)。
リアルだと、相手が話を展開したがっているのに気付いてるのかいないのか、最初の一振りされて「そうなんですかぁ?」と答えて繋げるところを、「そうですね」と世にも不必要な語彙をもって返答したり、相手がわざと薄くボケてるのに突っ込まずに話をそのまま進めたり*1、あと、何かを人に尋ねて教えてもらって、ありがとうを言っておいたほうがよさげなところでもう次のことに集中してたり。
ネットだと、ブログのコメントとか、そういうパブリックな場所じゃなくて(それは薄くてもべつにいい)、MLやSNS、あとはメールとか、ある程度のコミュニティ内での取りで、割と、情報をもらいっぱなしにしておく人。傍から見てて、あー、受け取ったよとか、ありがとうくらい言やーいいのに、と気を揉んでしまう。しかもリアルではいい人だと知っている人だったりすると、あと一言あればこの人のネット人生盛り上がるのに、と余計なお世話。
リアクション。
これってさ。会話の最後に来るものだけれども、実は締めじゃないよね。ましてやおまけでもない。
終わりどころか、次の何かへの契機、だよね、、、、むしろ。
リアクションでどう相手をその気にさせるかが、次にまた情報をもらえるか、好意を受けられるか、よい関係を培っていけるか、の分かれ目。
だから、すんーーーーーーーーごい重要なファンクションだと思うの。絶対。
しかもネットだと。ありがとうと思っても伝わらない。受け取って自分は安心しても相手の送れたかどうかの心配は終わらない。自分には役に立っても情報をくれた人にその情報がいかに使われたかはフィードバックされない。
聞く耳を持たなかったばっかりに「こいつを育ててやろう」という先輩の意気込みを殺いでしまう後輩、ボケに気付かなかったばっかりにもうボケるもんかと相手に構えさせてしまう司会者、取引先にありがとうを言い忘れたばっかりに次にもらえるはずだった有益な情報を逃す営業、etc....。
伝えないと。
リアクション、しなくても責められるほどのことじゃないけど*2、やるとやらないとじゃ、人生の拡がり方がぜんっぜん違うんではもしやweb時代と思うこのごろ。
つうことで。キレ芸とリアクション芸について勉強するかなあ(違)。