合理的でない身体
世の中はこうあるべきだ!
と声高に論じる人が
タバコを吸っていたりすると、
結構げんなりする。
吸わないと頭が通常通りに働かないほど脳の生産性が下がり、
毛細血管に血が行き渡らないために顔が浅黒くなり、
なによりも、金で将来の不健康を買うという、極めて不合理な行為。
そういった愚行を無条件に採択している人に、
何かいわれてもなあ、と。正直。
タバコを吸う人は、別に長生きしたいわけでもない、
のは知っている。
ただ、例えば、知り合いの医者は、
「タバコを吸いますか?」と聞いて、吸うと答えると、
「止めてから来てください」と言うそうだ。
タバコを吸いながら健康を望むことは矛盾だからだ。
もちろん、人間が論理的であらねばならない理由は特にないから、
矛盾だらけで、全然いいのだけれど、、、、
でもさ。他人に合理性を、論理を強要しようとする人の場合は、
自らの不合理も正した方がいいよね。説得力的には。
結局、正しいことなんて誰にでも言えて、
重要なのは、
誰が、いつ、どこで、どうやって、言うかなんだから。