ベタは頭がいい?
なんか最近、妙に自覚的になった。
リアルで何か話したり行動してるとき、
別の自分がお話していることがあるのだ。
「今、誰かに〜という印象を与えたいんだね」とか、
「今こういう動機でそういう行動してるでしょ」とか。
だからどうだってわけじゃなくて、
その言動や行動をやめるでもなく、
ああーなるほどそういう動機なんだーってこれまた自分で感心してるだけなんだけど。
結構一瞬の間にいろいろ判断して反応(行動とか言葉とか)返してるもんですねぇ人って。
なんも考えずに脊髄反射で会話とかしてるんだと思ってたよ自分。
(いや、きちんと-自覚的に-考えてるときももちろんあるけど、、多分、、)
案外ブログの方がよっぽどベタだなあということに気づいた。
他人というよりは自分に向けて書いてる感じなので、
誰にどう思われたい、というよりは、
私ってね私ってねこんなこと思ってるんだよ知ってたねえねえ聞いて!
って自分に向かってがんばってアピールしてる感じ。
っていうのも今打ちながらモニターに向かって「へぇー」とか思っているわけですが。
最近聞こえるその解説声っていうのは多分、
ブログを書いているほうのベタな意識と一緒かなあ。
で、今モニターを見ているほうの自分の意識というのは、
日ごろ前面に出てコミュニケーションを担当しているメタ(脊髄反射かと思いきやメタ)な方、
って感じなんだろうな。
ふむ。ややこし。
ふと思ったけど、
小説家って、メタな意識で、ベタに見せかけて本書いてるんかな?
画家は?ベタ全開?
演奏家は?ベタ全開だとソロしかやれないなあ。きっと。
まあみんな両方か。
まあいいや、自分のことを考えるのを続けると、
ブログになんか書きたくなるときは、メタウォッチングを日ごろしているらしい
自分のベタ意識が、自分のメタ意識に教えてあげたいとき、と言える。
はいはい!あんたにこんな傾向ありますよ!
とか、
はいはい!あんたはこれがわかっとらん!
とか、
はいはい!あんたはこの文脈に飲み込まれている!
とか。
ということを考えると、ベタの方がおりこうさんな
感じがしますよ。あれ。変ね。
メタの方がいろいろ俯瞰的なはずなのに。
といいつつ頭悪そうな文だなあ(笑)。
たとえば、本能の方が意識より多弁だったら、すごいすね。
そんなことを思った。
(そしてまとめに入ろうとすると、メタ意識の方が発動することを発見!)