年賀状クエスト2011
毎年末に段取りを忘れるのでメモ。
年賀状ソフトは便利
私は年賀状作成には年賀状ソフトを使用しています。
理由は年賀状作りに最適化されているから。
郵便番号入力しただけで一瞬で番地前までの住所が補完されるのは他の住所録ソフトでもやれるけど、
連名や旧姓などの細かいオプションに対応した年賀状レイアウト、
自分から見た宛先の名前の順番、年賀状や暑中見舞い、寒中見舞い、喪中欠礼葉書の
年度ごとの出受チェック、
など日本のめんどくさい風習に完全準拠してるのは、さすがに日本の年賀状ソフトでございます。
あ、もちろん表面も作成しやすい。どうせ私はデータ買って貼り付けるだけか外注するけど。。
とりあえず私が使ってるのは『筆まめ』。いつのバージョンだっけ。
筆まめの萌えるところは、高速スキャナのScanSnapと連動して頂いた年賀状表面画像データを紐付けられるっていうところ。
心置きなくモノは処分できて素敵ですね。
と思ったら最新バージョンではその機能ないらしいぞ!えー。それのみが差別化のあれだったんじゃないの。えー。
住所録ソフトは別だったんだけど・・
住所録自体は、もともとは『Outlook』を使用していました。
理由はいろんなデバイスと同期が取れるから(老舗なのでだいたいデバイス側が対応しているのだね)。
ガラケーの時はガラケーと同期してたし、今はiPhoneと同期してる。
iPhoneの連絡先データバックアップ先にも使っている。
年賀状ソフトは筆まめ、住所録はOutlook、これ、
Outlookから筆まめへのインポートは出来るのだけど(最近は逆もできます?よくわからず)、
まあ当然、彼らが瞬時に同期する気はさらさらない。
なので、誰かの住所変わると両方入力しなければいけない。
面倒になって、Outlookには住所入れなくなりました。どうせiPhoneからもメールか電話するだけだし。
ところでOutlookさんってクラウド方面にきちんと行かれるんでしょうか今後。
おつきあい帳へとグレードアップ
で、結婚したら、色々と家族としてお付き合いするということが増え、
しかし最近高性能の私の頭の中の消しゴムが半年もすればもらったこととか全部消去する為、
これはお付き合いを記録することが必要だ!ということになりました。冠婚葬祭あげたもらった、ね。
で、折よくDMが届いたもんだから、
『筆まめおつきあい帳』というのを買いました。
記念日やらお付き合い記録やらを記録できるのですよ。
これも外資の付き合いソフトじゃ知るかそんなことみたいな日本独自のどろっとした風習に対応している感じで。
あと、ついでに『筆まめ』の機能が統合されてるということで、
んじゃこれだけあればいいじゃん、ということで買いました。んでそれまでの筆まめデータインポートした。
筆まめのほうが便利なときがある
で、筆まめおつきあい帳、たしかにいいんですけど、筆まめの全機能を搭載してるわけじゃないのね。
住所録の中で今回の年賀状の宛名を印刷する人を過去の出受一覧を見ながらチェックしていく画面がなかったり(過去の出受一覧自体はある)、
印刷と同時に2011年年賀状の「出」にチェック入れるオプションがなかったり、
こちらではScanSnapとの連動機能がなかったり。
だめじゃん。
ということで、今年はまず『筆まめお付き合い帳』のほうで過去の出受け一覧等を見ながら
2011年の年賀状の「出」にチェック、
それからその住所録データをエクスポートして『筆まめ』にインポート、
そっちでその2011年の「出」のチェックを参考にしながら「印刷する」にチェック、
んでそのまま筆まめで印刷しました。なんだかなあ。
印刷で問題が!
あ、そうそう、印刷もめんどくさかったんだ。
今年、写真年賀状をネットで注文したんだけど、思ったより紙が厚く、
うちの前面給紙のプリンタ(つまりくるっと回ってまた前面に排紙されるタイプ)が
詰まっちゃって宛名印刷できない。
夫曰く宛名シールはださすぎて論外、ここで手書きしたらいろんな意味で負け、
困った時は金で解決、夜の9時にプリンタ買いに行きました。
そしたら最近の家庭用プリンタがごつくて驚いた。
何をそんなに盛り上がって印刷したいんだみんな。
そしてほとんど前面給紙!
電機屋の店員さんに聞いたら、今のプリンタはわりと厚紙対応してるけど、
ある一定以上はそうは言っても非推奨なので、背面給紙のほうが安全でしょうとのこと。
ですよねー。
最新機種を買ってもいいのだろうけれど今の家の安い複合機で何の問題もないので、
年賀状の宛名ごときで今のプリンタをお蔵入りにするのもなあと思っていたら、
よいのがありました、CanonのiP2700。その店では4,400円くらいだった。
インクが高いのこれ。CMYKとかごとのカートリッジじゃなくて、
「カラー」と「ブラック」しかない。あとヘッダ一体型なのかな。
そんなこんなでインク2種類買うとプリンタ本体より高い謎のプリンタ。
あ、もちろん最初はついてきますけれども。
まあ私はカラーなんぞどうでもいいのでこれにしました。
おうちに帰ってUSBで繋いで(家のもともとのほうは無線LAN)、
厚紙をものともせず快適に印刷できた。
もういいじゃん背面給紙でプリンタ。なんなんだ最近のあれは。
総括
今回わかったことは、
年賀状作成ソフトはスキャン派や住所録どこでも同期(含クラウド)マニアのことなど気にしていないし、
年賀状の外注を利用するのは宛名を手書きする層、ということでした。
私のターゲット外っぷりといったらない。
まあでも、好きなんだこういうの!事務職だからな!
2日くらい楽しめたのでよしとしよう。