いかにして失恋から立ち直るかについて雹の日にトラバ
(元に合わせて改題)ほとぼりが覚めたころに突然のトラバ。
いかにして失恋から立ち直るかについて雨の日に考えてみた: 極東ブログ
――その節は失礼いたしました(いろんな箇所ですごい笑ったw
tweet探すの大変だったけど、これはまあそうだなあと思います今でも。
ちゃんみつ on Twitter: "男の失恋ってやっぱり女とは違うのだろうな。自分にも手痛い失恋とかあったけれどその相手に
いま会っても楽しいだけでわだかまりとか微塵も湧かないしもっと言うと興味がない。昔好きでよく行ったなああのラーメン屋さん、ってのと区別がつかない。"
私ごときが恋愛について語れることがあるわけがないんですが、よく言われててわりとみんなが納得してる「女は上書き保存で男は別名保存」だとか、
あとは、受精するときの膜融合?に精子一匹がたどり着いた途端他の精子が全部ブロックされるとか、そういうことから判断するに、基本的には一人の人にぱああって好きになるようなホルモンになってるんじゃないかと……知りませんけど。
でも多分だいたいホルモンのせい。
ホルモンが先か感情や思考が先かというと、多分にホルモンに左右されつつも、相互作用だとは思いますが。
女も別に長く失恋は引きずるけれども、次に本気で好きな人に出会っちゃったらもう過去の失恋はどうでもいいだろうなー。まあ自分が一般化できるとは思っていませんが(ねにもってない)なんかそう思う。
かたや、男性の失恋はなぜ残ってしまうのかというと、まあもちろんもともと同時に複数を愛せる性なのかもしれませんけれどそれはさておいて、
最終的には『自尊心』な気がします。
「この俺が振られるなんて!」とかじゃなくて。本当に、自分という存在に対する疑問。
己が信じ、己が信じた相手に信じられていると信じていた自分という存在が、最終的に受け取られなかったという帰結への「なぜ」。
魂を返却されたような気分になるのではないかなあ。
あなたは、わたしの、運命ではなかった、と。
もちろん女も同じ思いをするわけですが、どうもそのような自尊心というか理性というかを瞬間最大風速で追い越すホルモンの竜巻が発生するとその辺はどうでもよくなることがあるといいますか……
今更finalventさんの結論に反論するわけではないのですが、、男の人にとっての解決法は多分、
過去の失恋の対象をなつかしのラーメン屋化すること
いかにして失恋から立ち直るかについて雨の日に考えてみた: 極東ブログ
ではない気がします。
というか、出来ない気がするw
だってさ100人いたら100人にモテたいと思うのが男じゃん(そうでもない??)。
女みたいに興味ある人1人に好かれれば他はどうでもいいやっていうんじゃないから、たとえ興味がない相手でも1度でもリジェクトされたら、たとえその後100回モテてもその1回の記憶って消えはしないと思う。
ましてや一度魂を預けた人に返却された記憶っていうのは。たとえその後にもっと大きく受け止めてもらえても。
かといって自分に結論があるわけではないんですが、多分この話をしてたころより後に見た映画(何だっけ!!)で誰かがうまいこと言ってました。
運命の人は二人いるそうです。一人目は愛することと別れる辛さを教えてくれる人。
二人目は、永遠の愛を教えてくれる人。
――ひとが失う経験をしなければいけない理由ってなんなのかなあって思うけど、悲しみはないほうがもちろんいいけど、でも、失う経験にすら、出会えない生もたくさんあるんですよね。
魂を返却されることによって生きながらに死んだような気分になれるのが失恋の醍醐味ですが、そこまでになると、さすがに失う前には見えなかった世界や自分に出会うのは確かであって。
そりゃあもういちど死んで生まれ変わったのではないか自分、というくらいに。
だからってこういう理屈が立ち直る……よすがにはならないけれど、
失うことのあったひとの生は少なくとも、失うを得ることを許された、生きながらに自らがいちど死ぬという課題を越えられるとみなされた魂の運命を持っていたのでは、と。