web2.0→貨幣要らずに挑戦?
”オンライン物々交換サイトはいまだ黎明期 - CNET Japan”
アメリカには若干あるのですね。
引用しようとすると全文になっちゃいそうなのでやめておいて、、、
こちらの紹介によると、まだまだスキームは模索中みたい。
- 物対物でマッチング
- ポイント(疑似通貨)を間に挟む
- 物々交換でも、現金やサービスに換えてもOK。
- etc
普通に、売ります買います譲ります、だったら
今までも掲示板やらマーケットプレイスやらオークションやらフリマやら、
1.0でも色々やれたわけだけれど、
お金を介在させないで、物と物をきちんとマッチングさせようとするのが、
強いて言えばweb2.0的かな?
このアメリカのサイトにもあるように、
ある程度価値が決まってる本やDVDなんかがまずはやりやすいんだろうなあ。
もっと多様なものになってくると、
間にやっぱり疑似通貨なり、貨幣を介在させないとだめかも。
当人同士でお互いの持つ物が等価であると、
納得し合うまでが面倒くさそうだ。
サービスとかなんて、本人が主張した価値と、それを利用した人の評価が
極端に違っちゃったりなんかするとなんかね、、
いくらいいシステムにしたとしても、
どうしてもp2pでモノを交換させてるうちは
限界があるような気がするなあ。
個人的にweb2.0の醍醐味は、
自分は自分で好きなことやってそれをwebに放り込んでおいて、
さて自分が欲しいモノは、他の人が同じように好きに放り込んでくれた資源から頂く、
っていう、プレッシャー無しの1対多空間だと思うんだよなあ。
自分が還元しただけ対価を受け取らなきゃとか、
自分が受け取っただけ還元しなきゃとか、
あの人は受け取ってばかりで貢献してないとか
俺は貢献してばっかで報われないとか、
やれ誰が得して誰が損しただとか、
そんな話になっちゃうと、別にリアルの世界と変わらなくなっちゃう。
p2p(というか1対1)でモノを交換しようと思うと、
やっぱりマッチングからずれて売れ残るモノが出てくるし。。
ああ、そういう世界にもロングテールは出てくるのかしらん?
とりあえずみんなオープンな心になって、
出来ること、あげられるものを登録するだけして、
それが必要とされているかとは関係なく、
自分は自分で好きなモノをもらえるといいなあ。
ってそれはだから共産主義か。ユートピアか。
しかしここでやっぱり貨幣(疑似通貨でも)が登場して来ちゃうとなあ。
なんか悔しいなあ。
ううむ。
なんにせよ、日本だとはてなさんでやってもらいたいな☆
ああっと、最後に”異色”と紹介されてるSwapThing、
面白い。
トップページにRecent Swapが出てくるんだけど、
ちょうどいまリロードしたら、
”White Apple iPod 30GB was swapped for Sony PSP”だった。
確かにねぇ、お互い中古屋に売れば買い叩かれて、それで手にしたお金じゃとても
お互いの欲しいモノは買えなかっただろうねー。よかったよかった。