革命よりはまたーりと
古い人達には古い人達が理解できる文脈と文法で話をしないと
新しいことは伝わらないのだな。
ある古い組織内にいる人がこのままじゃこの組織が
黒船とか晴天の霹靂とかパラダイムシフトとかそんなのに飲まれて
淘汰されてしまうと焦るときに
新しいことが伝わらない、事の重大さを直観で価値判断出来ないエスタブリッシュメントを
どう説得するかだけど、
結局「新しい側」が、もうそろそろ使えなくなってきた「古い側」の文脈をわざわざ学習して、
その価値観に沿って新しい物が”価値ありますよ”と説明してあげなければいけない。
且つ、それがあなた達に危害を及ぼしませんよ、受け入れても大丈夫ですよ、となだめつつ。
だけどそんなの面倒だからいつでも頼りになるのは
”その世代、その文脈の中に居るにもかかわらずそれに囚われていない冷静な大人”。
エスタブリッシュメント達も若造の言うことは聞かないけど
その人達の言葉なら聞く。
だからこれがいいんだってばいいんだってばって騒ぐばかりの若造より説得力あるし。
有難い存在。
数は少ないけれど・・・それでも結構いらっしゃるのを実感する。
私個人としては一応はまだ「自分は新しいのだ」という側にいたいけれども、
逆に将来、私たちの世代にどんなカウンターが来るんだろうというのも楽しみ。
そういうときには是非、
古い側を代表して古い側を説得できるようなおばちゃんになりたいもんだなあとは思う。
なんか楽しそう。