いじめられる子も悪いとは?
はて。
そりゃ私も人生で「こりゃいじめられるわ」っていう
キャラが無防備に全開の人に出会ったことがないわけじゃないから
言いたいことはよーくわかるのだけれど。
今現在の日本で理由によって殺人が認められたりしないように、
(「ああ、それなら殺してオッケー」とか、ない。)
いじめという行為自体がいかなる理由だろうが
「手としてナシ」なのであって。
それを学校全体が粛々と生徒に教え込むしかないのでは。。
子供達の精神的な世界に
大人(親や先生)が介入しようとして成功した事例を
少なくとも私は一度も見たことがないし、
(むしろあんたが余計なことさえ言わなきゃ、、って場面ならたくさん)
今大人である自分が、昔を想像して、「あのような場」に
上手い具合に作用できるとはとても思えない。
いじめる子やいじめられる子に理由を聞いたって
じゃあなにか、仮に理屈が通ったらその行為が「正当化」されるとでもいうのか、という。
下手に話なんて聞くからややこしくなる。
子供の理屈を聞いてしまったら、大人も理屈で子供を説得しなきゃいけなくなる。
そんなことより、とにかく、その学校としての「いじめ」を定義して、
その「行為自体が有無を言わさず禁止」であると
言うしかないと思う。破ったら粛正。粛清。
うざいかうざくないか、悪いか悪くないかじゃなくて、
それが人を貶める行為のいかなる理由にもなりえないということを
徹底するのが大事だと思うこのごろ。
そりゃあ、怒らない、仏様みたいな人にみんななれればいい。
でも現時点では不可能だ。不可能だからこそ、
どんなに怒っても他人を「殺さない人間」に成長したいわけだよ。
私たちは。