祈り力というか。
癒される音楽ない?と聞かれてもそんなに曲は知らないのだけれど、
とりあえずいつも(ってそんなに聞かれないけど)答えるのは
世の中のクラシックファンの中で自分の葬式で流して欲しい曲No.1*1のフォーレのレクイエム。
- アーティスト: ガブリエル・フォーレ,ミシェル・コルボ,ベルン交響楽団,クレマン(アラン),サン=ピエール=オ=リアン・ドゥ・ビュール聖歌隊,フィリップ・フッテンロッハー
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/21
- メディア: CD
- 購入: 11人 クリック: 58回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
Ⅰ入祭唱とキリエ(Introitus et Kyrie)
Ⅱ奉献唱(Offertorium)
Ⅲサンクトゥス(Sanctus)
Ⅳピエ・イェズ(Pie Jesu)
Ⅴアニュス・デイ(Agnus Dei)
Ⅵリベラ・メ(Libera me)
Ⅶイン・パラディスム(In paradisum)
最後のIn paradisum(楽園へ)なんて、ほんと、
ネロとパトラッシュが光に包まれて天国に昇っていきます(←ステレオタイプ)。
っていま歌詞見たら、どうも聖なる都エルサレムへ導かれるらしいけど(汗)。
・・まあ、そこは柔軟な日本人、これで仏式のお葬式やっても普通に成仏するでしょう・・
あ、レクイエム、カトリックのミサ用です元は。こういうのが説明できる薀蓄が頭にまったく入っていないのでWikipedia見てください・・。映画バトルロワイヤルで使われてた怖いやつはヴェルディのレクイエム(の怒りの日)です。モーツァルトのレクイエムも入れて3大レクイエムだそうです。あ、怒りの日はフォーレのレクイエムには入っていないです。
Pie Jesu歌ってる子がYoutubeにいました。うう。緊張してそうだけど、すばらしい声だ。。
http://youtube.com/watch?v=eDh1NRaqeP8
祈りはいいなと最近思う。
信仰のあるなしに関わらず。
静かに自分の中で一定時間以上祈ることが出来る、
という人間としての基本スキルがちょっと最近の世の中、
なくなってきた気がする。
祈りは、誰に、何に捧げていようと結局は自分との対峙だから(という気がする)、
安易な癒し系に頼るよりは、よっぽど癒し、というか、浄化の力がある。
今の時代は、祈っても無力だとか、弱者がやることだとか、思われるのかもしれないけれど、
祈らない、祈れない人は、それはそれで弱いんだよなあ。
うまくいえないけど。
*1:だと私が勝手に思ってるだけだけどたぶんそう