所有することで所有されるものとか、事務職とか。
ものを一つ買う(所有)すると、維持コストが発生する。
家や車とかのでかい買い物だとそういうのも購入時に計算するわけだけれど、
私のレベルなので、本とか服とかデジモノとかの話。
これも、規模は違えど家や車と一緒。
それに費やす時間、場所、維持費(含日々の整頓)、そしてそれを無くしたり壊したりしたときのリスク対策etc..
いろいろかかる。
あと、執着心(このコストを払うのはいざ無くしたときが多いけどw)。
そういうものとの費用対効果でモノを買いたいものです。
ちっさいものでも、、。
丁寧にモノと向き合って丁寧にくらしたいよう。
事務職なんだけど、事務職の本質って、アーカイブを作っていくことだなとつくづく思う。
性格にもよるけど、他の職種が日々をやり飛ばして物を生産し消費し販売しどんどん未来に向かってく脇で、
それらの人たちによって生み出されたものたちに、
ただ成されたままだったら、忘れられていきそうな作業に、プロジェクトに、成果達に、
大きなものも、小さなものも全て、
日付に紐付け、人に紐付け、さまざまな文脈に紐付け、
後から検索しやすいように、ナレッジとしてそれが価値を持つように、
アーカイブの中に居場所を与える。
何かを始める作業が好きな人もいれば、何かを終わらせる作業が好きな人もいる。
私は後者寄り。
企画書よりも報告書や議事録を作るのが好き。
書類整理が好きw。
過去はいいよー。ああ私が文脈を与えていいんだ、意味を与えていいんだと思うとわくわくする。
ま、タグとかもそうだけど、そのうち何か作業をするのと同時にアーカイブとして整理されていくような仕事の方法がリアルでもどんどんやれるようになっていくだろうから、
組織として、わざわざアーカイブを作る作業や人が別に存在する、なんて時代もそう長くないんだろうけどね。。
普通に仕事できる人は今でも、プロジェクトが終わったときに整理も全部自分で終えてるし。
料理人さんが料理を作り終えたときに片付けも終わっているようにね。
仕事柄かただのlifehack好きか、人のリアルでの情報処理の方法をいろいろ観察するんだけど、
システム(使っている道具やスペース、あとプロトコル)にすごく左右される。
たとえば書類なんてそれが収まる文脈のフォルダさえあればそこにみんなきちんと入れる。
それがなかったり、文脈の洗い出しが中途半端だったりするからなんか地層が出来ていくけど。
あと一番の障害は心理的抵抗。
これが少ないシステムをいかに作るか。
みんな整頓なんて本質的な仕事じゃないと思ってるところあるから(それが未来の自分をどれだけ助け、もしくは自分の足を引っ張るかもしらず、、)、
そんな人でもめんどくさがらずやれるように仕向けるシステムが何より。
あれなんの話だっけ。
モノの話だったんだけどなあ。
事務職、自分に向いているかは謎だけど、
方法マニアの私にとって、そういやけっこう萌えポイントがある(笑)。
まあまた別の機会にでも。