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どれだけの音楽を私達に供給したいと思ってるんだろうねレコード会社って。

池田信夫さんのブログで、CDレンタルに反対してる人の話(の話)があった
うーむ。


あのさ、CDって高いよね。と私は思う。
もちろん、アーティストやレコード会社のコストの視点から見たら
アルバムで十何曲も入って3,000円前後っていうのは妥当もしくは安いのかもしれないけど。
シングルはぶっちゃけカラオケで曲数増やして1,000円、みたいなかんじだし。
ただ、高校生とかが、1ヶ月に何枚買えるのかなあって。
星の数ほどアーティストがいて、曲がある中で。
レンタルがあるからどうにかみんながこれだけ音楽聴いてきたんじゃないの?
そんな気がする。
レーベルだって、そういう「一人が一ヶ月に何枚も買えない」という仕組みにあわせて
”一部の稼ぎ頭が事務所を支える”みたいなことになる。
大衆受けはしなくても人の心に届くいい音楽を作れるアーティストはたくさんいるのに。


そういや久々にミュージックステーション見たら、
ランキングに着うたダウンロード数も含まれてて、
100万ダウンロード突破!とか結構してんのね。へぇー。と思った。
そういう金額単位ならみんな結構買うわけだ。


ヒッキーのFlavor Of Life なんてすごかったらしいね。

Flavor Of Life

Flavor Of Life

CD発売前に着うたが解禁。すると、史上初リリース前に着うた200万ダウンロードを達成。さらに、発売後約一ヵ月半にして着うたなどの音楽配信総数が558万ダウンロードを達成し、2007年現在、邦楽におけるダウンロード数歴代1位となった。なお、同時点でCDの出荷枚数は72万枚を突破している。

Flavor Of Life - Wikipedia

CDだと1,100円だけどおなじみのカラオケのほかに”Flavor Of Life -Antidote Mix- (CD Only Bonus Track)”が入ってるからこれだけ売れてるのかなあ。
(最近のCDは初回限定特典とかDVD付きとか、いろいろ販売の工夫が大変ね。乙です。)


私はiTunesでオリジナルバージョンとバラードバージョンだけぽちっとなしました。
カラオケいらないし。総額400円成。
そうやってちまちま気に入った曲だけ買うのたのしい(笑)。


前エントリじゃないけどさ、がんばれ過剰の経済。
全部並べちゃいなよ、それも安く。ってかんじ。
売れる人だけに宣伝費かける音楽のプロデュース方法もいいかげん悲しければ、
お小遣いやバイト代を握りしめて
ヒットチャートの中からどうにか何枚か選んでそれで毎月終りなんて
そんな音楽体験も寂しすぎる。