断絶を紡ぐ 孤独を繋ぐ(『Babel』Soundtrack)
今更、映画『バベル』のサントラにはまっています。
@日本版
- アーティスト: サントラ,デヴィッド・シルヴィアン,グスタボ・サンタオラージャ,エヴァートン・ネルソン,ジャック・モーレンバーム
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2007/04/11
- メディア: CD
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- アーティスト: Various Artists
- 出版社/メーカー: Concord Records
- 発売日: 2006/11/21
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映画自体はちょっと忘れちゃったんだけどね、
(というか感想は書いてあったんだけど、そのエントリが我ながらアホ過ぎて内容が思い出せない⇒ バベル観た。 - はてブついでに覚書。)
映画見たときからどうやら、音楽すごいなと思っていたらしい。
で、先日何故か YouTube で坂本教授が弾くバベルのテーマ、『美貌の青空』を聴いて、ああやっぱりいいなあと思って。
陽気で物悲しくて美しいコンピレーションアルバム。
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"ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・モーション・ピクチャー"と名づけられているように、本盤は単なるサントラではなく、映画と何らかの接点を持った楽曲も収録。モロッコ、北メキシコ、東京を舞台にしたストーリー同様、メキシコのアーティストたちと、EW&F、ファットボーイ・スリム、坂本龍一、リップ・スライム、藤井隆らが並列で楽しめつつ、各曲がそれぞれの地域性を主張している面白さがあるが、そこに違和感は全く無く、コンピレーションとしての完成度はきわめて高い。それらの曲を間に挟んでのグスタボ・サンタオライヤによる秀逸なオリジナル・スコアと、FM局でのDJ経験もあるというイニャリトゥ監督の鋭い音楽センスが生んだアルバムといえるだろう。(木村ユタカ)
民族系からhiphop、ソウルにクラシカルと、ほんとに多様な曲が入っていて、それぞれになんの脈絡もない。
各国語で奏でられる陽気な歌を繋ぐように入る物悲しいインスト、時にはパーカッション。
映画のテーマであった”通じなさ”を、並べて、優しく繋いでいく。
そういえばこの映画も、並行する出来事のシーンの移り変わりの時、DJが曲を繋ぐようにテンポだけ合わせて他の曲に移っていたな。
以下 YouTube で見つかった何曲か。なんかメキシカンが多いなこの中だと(笑)。
(Disk 1より)
1. Tazarine
4. Deportation/Iguazu
6. Cumbia Sobre el Rio
10. Bibo No Aozora/Endless Flight/Babel
12. Para Que Regreses
15. Jugo a la Vida
(Disk 2より)
11. Oh My Juliet!
13. Besito Cachicurris
&最後に教授のLIVE版。素敵です。
Ryuichi Sakamoto - Bibo No Aozora (Trio World Tour)
こういうのとはまた全然違う曲もたくさん入っているんだけどね。
なんていうか、ちょっとした瞑想&トランスな感じで、気に入っています。
お薦め。
って貼りすぎて重かったらごめんなさい><。